赤ちゃんの背中スイッチを軽減してくれるグッズ「おやすみたまご」ですが、実際に使ってみた私が、いつまで使えるのか、夜の使い方や洗濯方法についてご紹介します。
「おやすみたまご」はいつまで使える!?
販売元の株式会社スマイルケアジャパン社さんのホームページによると、「おやすみたまご」は新生児~8ヶ月と記載がありました。本来の使い方である「おやすみたまご」に赤ちゃんの体がほとんど乗る状態で寝かせるのであれば、大きさ的には8ヶ月頃が限界だと思います。
しかし、私は息子が1歳過ぎても使っていました。背中スイッチを軽減させるという目的であれば、上半身だけでも乗れば効果はあると思い、なかなか手放せなかったというのが本音です。実際に上半身だけ乗れば「おやすみたまご」に寝かせるとそのまま寝てくれました。
いつまで使えるかという大きなテーマで言うと、本来の目的からは外れますが、「おやすみたまご」を卒業した後も使えます。お座りをし始めた頃には壁際に置いて背もたれ代わりに使ったり、私がくつろぐ際にもたれたり、頭を乗せて寝転んだり(笑)といろんな使い方ができます。
子どもが使わなくなったら、大人のくつろぎグッズとしても使えます。
ぐうたらするのに便利!
また、お子さんが大きくなった友人宅に遊びに行く際には、絨毯やマットが敷かれておらずフローリングの状態のことが多く、赤ちゃんが眠くなっても寝かせる場所がないので、「おやすみたまご」を持参して寝かせることもありました。
軽いので持ち運びは簡単なのですが、荷物になるので車移動の方でないと難しいとは思いますが、お布団を持ち運びするよりは楽です。
夜寝かせる時に「おやすみたまご」は使う!?
結論から言うと私の場合、夜は使いませんでした。本当は使いたいくらい信頼しきっていた「おやすみたまご」ですが、やはり成長した時のことを考え「おやすみたまご」無しでは眠れなくなってしまっては、今度は自分が困ると思い、これだけはしないようにしました。
そんな訳で、夜の寝かしつけは苦戦しました。
自分も早く寝たいという焦りもあり、それが伝わったのか本当に眠くないのか分かりませんが、昼間よりも寝かしつけるのが難しかったことを覚えています。
昼間は抱っこしてゆらゆらトントンで眠ってから「おやすみたまご」に寝かせるという流れだったのですが、晩は抱っこせずに一人でベビーベッドで眠りにつけるようにしてほしかったため、なるべく抱っこはしないようにしていました。(一人置き去りにするのではなく、同室で見守っていました。)
また、自分が昼間に子どもと一緒にちょっとお昼寝する時よりも、夜の方が深い眠りについてしまう気がするので、埋もれてしまったり、ベビーベッドとの間に挟まって動けなくなったりしても困ると思いました。
結果、なかなか寝てくれないのは辛かったのですが、夜は「おやすみたまご」に寝かせないという強い気持ちがあったので、どんなに寝なくても夜は使うことはありませんでした。
3時間おきの授乳の頃はしんどかったですが、月齢が進むにつれてだんだんと「おやすみたまご」無しでも夜は眠ってくれるようになりました。
夜も使いたい気持ちがありましたが、
そこまで依存してはいけないとブレーキをかけました。
ミルクの吐き戻しをしてしまった!!「おやすみたまご」は洗濯できる!?
ミルクを飲んだ後、うまくげっぷができなかった場合にミルクの吐き戻しをすることがありますよね。私もげっぷをさせるのが苦手で、よくミルクの吐き戻しをさせてしまいました。
「おやすみたまご」のカバーは防水ではないので、吐き戻しの量が多い場合はカバーが濡れるだけではなく、中のビーズ部分まで染み込んでいってしまいます。対策としては、頭の部分にタオルを敷いておけば汚れを防ぐことができます。
また、暑い時期限定にはなりますが、専用の『ひんやりミニパッド』を敷いておけば、ある程度は防ぐことは可能です。
このパッドは吐き戻し対策だけでなく、夏場に「おやすみたまご」を使う方にはオススメです!汗かきの赤ちゃんには、これがあるのとないのでは差が出てきます。私も実際に購入し、使用していました。洗濯しても夏はすぐに乾くので、私は1枚だけ購入して使っていました。
少し話が逸れましたが、「おやすみたまご」のカバーはファスナーを開けて、中のビーズクッションを取り出せば洗濯することが可能です。
こちらも薄いので洗濯してもすぐに乾きます。ただ、洗濯を繰り返すと赤ちゃんが寝る部分の生地が少し傷んで固くなってきました。
私は倹約家(ケチとも言う)で、使えないレベルではなかったので買い替えることはしませんでしたが、カバーだけでも購入は可能です。
あと、中のビーズクッションは洗濯は難しいと思います。
洗えたとしても、中まできちんと乾かせるかどうか不明です。赤ちゃんのうんちは緩く、おむつ漏れなどで盛大に汚れてビーズクッションまで染み込むことも考えられますので、そうなった場合は諦めるしかないかもしれません。
再度カバーとセットで買い直すか、カバーは替えを持っていて中のビーズクッションだけ欲しいという場合は、ビーズクッションだけでも販売しているようなので、こちらを買う方が安くなりますね。
まとめ
「おやすみたまご」は、公式サイトによると8ヶ月頃までとありますが、私は1歳を過ぎてからも使用していました。
お子さんの大きさにもよると思いますが、頭と背中が「おやすみたまご」に乗れば背中スイッチ対策としては有効だと考えたためです。
私の場合は、夜は使用しませんでした。
やはり、疲れ切って自分が熟睡してしまうということもあり、寝返りはしない月齢ではあるものの、万が一埋もれてしまうと取り返しのつかないことになるかもしれないからです。
息子の場合は、「おやすみたまご」の上では一度も寝返りをしようとしませんでしたが、汗もかきますし夜の使用は個人的にはオススメしません。
洗濯ができるか気になるところですが、カバーが取り外しできますので、カバーの洗濯は可能です。
しかし、ビーズクッションは洗濯しない方がいいと思います。
赤ちゃんは汗かきですし、ミルクの吐き戻しもしますので、予備でカバーを購入しておいた方がいいと思います。
とても便利で寝不足なママを助けてくれるグッズですので、うまく取り入れて育児のしんどさを軽減させてください。
赤ちゃんは予期せぬ吐き戻しやおむつ漏れをしてしまうことがありますので、そんな時は経済的に必要なものだけを買い足していきましょう。紹介したもの以外にも、双子用やハンズフリー授乳商品などがあるので、いろんな便利グッズの力を借りて少しでも育児が楽になりますように。
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